私たちの多肉お世話記録

【多肉植物】夏の育て方の注意点<薬害について>

多肉植物は比較的育成が容易だと言われていますが、実際に育てている方の感覚はどんな感じでしょうか?私は結構手間がかかるかなという感じです。

でも、そこが楽しいんですよね。

放置でどんどん育ってしまうと楽ですけど、、、ちょっともの足りませんよね。

今回は、多肉記録アプリ「TANIPATO」で記録していた中から夏の育成で失敗したエピソードをご紹介します。

ぜひ反面教師にしていただければと思います。

多肉の育成で夏に注意することの代表

それほど多くはないのですが、その対策を講じれば無事に夏を越すことができるでしょう。

ZONO

代表的なものをご紹介します

  1. 強い太陽光
  2. 蒸れ

強い太陽光対策については、遮光ネットがホームセンターや100円ショップで販売されていますので、それらを使うことで対策できます。

また、蒸れに関しては水やりの時間帯に注意することで対策することができます。原則として日がおちる前が最適ですね。

さて、今回は3番目の虫対策が裏目に出てしまったというお話です。最後まで読んでいただけますと嬉しいです。

今回の被害者のブラックホーク

まずは多肉記録アプリ「TANIPATO」で育成を振り返りながら、その時の状況を解説していきたいと思います。

あくまで我が家での出来事ですので、「かならずこうなる」というものではありませんのでご承知おきください。

夏に購入しました。

成長点から新しい葉っぱが出てきています。

どんな姿になるのかワクワクしていました。


秋頃の様子。

だいぶ葉っぱも増えてきました。

ただ、まだヒラべったい姿です。


同じ年の12月ごろ。

こんなに可愛くなりました!

ブラックホークってイカつい名前ですが、とてもかわいい色と形です。


記録がいきなり翌年7月にとんでます。

しかも、こんな姿に・・・

いったい何があったのでしょうか。

さかのぼること約1ヶ月前のこと

タニパトしているとブラックホークに葉ダニが大量についていました。

正確に言うと、葉ダニが見えたわけではなく、噛んだあとが大量にあったんです。体長が1mm未満ですから、私のようなお年頃ではなかなか肉眼で見えないのですが、噛んだというか吸ったあとは肉眼で確認することができます。

このとき適切に対処していればよかったのですが・・・

ZONO

あまりに大量の葉ダニの噛んだ跡を見て、他の多肉に移ったら嫌だからあせって適切な手順を踏まなかった・・・無念

葉ダニは蜘蛛の一種で糸を出します。

その糸を伝って移動したり、そもそも0.5mm程度の大きさしかありませんから、風でも運ばれて他の多肉に移ることがあります。

ダニを発見したときの正しい対処

まず、慌ててはいけませんね。

時間帯と、その時の対処を間違うと私の多肉のようになってしまいます。

葉ダニには薬の散布が有効ですが、日が高いうちに使用することは控えたほうがいいです。そんなときは、おちついて水で葉ダニを洗い流しましょう。

水で簡単に洗い流されてくれます。

そして、日が落ちてきて涼しくなったら薬を散布しましょう。

ダニを発見したときの誤った対処

まず、慌ててました。

そして日が高く気温が高いにもかかわらず薬を散布。

葉ダニはいなくなりましたが、ブラックホークの葉がどんどん黒ずんでいきました。

日差しが強く気温が高いときに薬を散布すると薬害が発生しやすくなります。

下のほうの葉は全滅、成長点付近の葉はなんとか生きている感じでしたので胴切りし延命処置。

元気になって!


薬害発生から約2ヶ月後

新しい葉がでてきました!茎は生きていたようです。

面白いのは、葉っぱが落ちた場所から新しい芽がでることですね。

生命の神秘ですね〜


薬害発生から約4ヶ月後。

すっかり復活!よかった〜

もともとは肥料入りの土でしたが約2年経過していますので、肥料効果がすっかり抜けて紅葉していますね。


こちらは肥料入りの新しい土に胴切りした部分を挿したもの。

肥料のためにちょっと黒ずんでます。

でも、とにかく復活してよかったよかった。

多肉記録アプリTANIPATOについて

多肉の育成記録ができるアプリです。

写真の記録だけでなく、ケア忘れ防止や、育成日記にもなるつぶやき機能等があります。管理の振り返りだけでなく、お気に入り多肉の成長をただ、眺めるだけでも癒されます。

多肉狩りに行った際に「あ、この子かわいい!でも、もしかして持ってるかも?」そんな悩みも解消!

また、タニ友さんとの会話でもすぐに記録が検索できますので話が盛り上がること間違い間なし!

使い方や活用方法についてはYouTubeで発信中です。

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